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スウィニー・トッド [芝居 theatre]

スウィーニー・トッド 市村正親
ミセス・ラヴェット 大竹しのぶ

乞食女 キムラ緑子
ジョアンナ ソニン
アンソニー 城田優
ターピン 立川三貴
ビードル 斉藤暁
トバイアス 武田真治

阿部裕、大須賀ひでき、岡田誠、越智則英、小関明久、さけもとあきら、中西勝之、水野栄治、山田展弘、秋園美緒、北澤装子、菅原さおり、高橋桂、福麻むつ美、三木麻衣子、山崎ちか
演出・振付 宮本亜門
翻訳・訳詞 橋本邦彦
訳詞 中條純子 伊藤和美 宮本亜門 
http://blog.e-get.jp/stodd/ より

まず始めに,簡単な紹介。
島(オーストラリア)に流されたスウィニー・トッドは,自分を島流しにした役人たちへに復讐を果たすためにロンドンに帰ってくる。島流しにされるまで一緒だった妻と子は,階下のパイ屋の女主人ミセス・ラヴェットによると,妻はもうこの世にはおらず,子は,自分に罪を着せた判事に育てられていた。そこから,スウィニーの復讐劇が始まる・・・・

久しぶりにミュージカルを観ました。宮本亜門の演出作品は,「メアリー・ステュアート」(原田美枝子,南果歩)以来なので,どうなんだろう,と思いながら・・・

実を言うと,この「スウィニー・トッド」,観に行くべきは行かざるべきか(シェイクスピア? To be, or not to be that is a question!)ずーと迷っていました。配役もいいし,宮本亜門の演出も好きだし,行くべき要素はそろっている。けれど,悩みました。それは,パンフに書いてあるプレイの紹介。なんだ,これは,怖いわぁ~,ミュージカルだから,まあ,怖い話でも紛れる?,,,とかいろいろ思案して,チケットがあることを何度か確認するものの行こうと決めたのは,1週間前。ほとんど席はなかったのだけれど,安いほうの席でセンターがあいていて,これはラッキーと思って,ついに購入。2月2日,まつもと市民芸術館に行ったわけなのです。

行ってびっくりしたのは,オーケストラピットが,,,ある!!こと。後で知ったのですが,オペレッタのような形のものもあるとのこと。でも,オケピがあって,小編成のストリングス付きのミュージカルなんてそうない!

肝心のミュージカルは,宮本亜門の演出,振り付けらしくきびきびしていてこぎ見よい動きが気持ちよかった。役者だけではなく,舞台展開するセットもきびきびと動き,やっぱりミュージカルいいなぁ。ロンドンかぁ,ロンドンミュージカル,行ってみたいなぁなんて思ってしまうぐらい(え,あああ,アメリカブロードウェイもいいですよ。でも,今回のスウィニー・トッドの舞台は,ロンドンです。ロンドン!!)。
市村正親はもとより,大竹しのぶの役者魂にはまたびっくり。本格的ミュージカルは初めてだそうですが,TVに出ている時とは全く違って役者です。芝居も歌も。

内容は,おぞましい復讐劇ですが,実際,コメディ的なところも織り交ぜてくれてあり,また,音楽,歌,そして,芝居もそんなにおぞましさを全面に出しているわけではないので,楽しめました。

役者陣のなかでもっとも輝いていたのは,ソニンでしょう。正直,行く前は,どうなのかなぁなんて思っていたんですが,これがいい意味で期待を裏切ってくれました。よくあんなに難しい役を演じたなぁと思います。

ミュージカルって後,引くんです。終わった後が,特に。音楽,歌が,頭に残っていて,帰り道,そして,家に帰ってから,大変です。今も・・・

そうだ、ロンドン、行こう!!

本場のコンサート版!宮本亜門版,出て欲しい!!

スティーヴン・ソンドハイム「スウィニー・トッド」イン・コンサート THE DEMON BARBER OF FLEET STREET

スティーヴン・ソンドハイム「スウィニー・トッド」イン・コンサート THE DEMON BARBER OF FLEET STREET

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/05/27
  • メディア: DVD


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