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エドワード・ボンドのリア [芝居 theatre]
まつもと市民芸術館プロデュース作品。串田+白井のコンビ作作品4作目。古典劇を現代劇風のよみがえらせるプロジェクトといってもいいかもしれない。
今回は、劇作家エドワード・ボンドのリアを上演。リアは、あのシェイクスピアのリアではなく、設定的なところは似ているが、場面設定が違います。
敵と抗するため壁を是が非でも作ろうとする王 リアとその王政を覆えそうとする、2人の娘。白井さんは、この壁が現代にも我々にもつながる人と人との壁、隔たりという感覚を持っているようです。確かに、この作品に頻回に登場し、何かにつけ話題とされるのが、壁。それは、敵と抗するためでありながらも、それを作ることに対して労働を生み、憎しみを生んでしまう、同時に忌むべき存在。リアは、戦争、政争の果て王を追放され、墓場掘りの息子と出会う。そこでリアは外から壁を見つめ、壁をめぐる悲劇を目の当たりにすることに。リアは、壁の内と外をみることで、壁によって守られていたものと、脅威として避けられ、徹底的に排除されてきたものとを認識し、自らの贖罪を見つめる。最終的に、リアは自らの手によって壁を壊そうとする。それは、ベルリンの壁をも想像させてしまうけれど、今我々にとって身近なのは、むしろ、人と人との関わりや自らの内に存在する壁なのではないか、考えさせられました。
最後に歌があったのですが、緒川たまきさんも歌うんですね。びっくりしました。
今回は、劇作家エドワード・ボンドのリアを上演。リアは、あのシェイクスピアのリアではなく、設定的なところは似ているが、場面設定が違います。
敵と抗するため壁を是が非でも作ろうとする王 リアとその王政を覆えそうとする、2人の娘。白井さんは、この壁が現代にも我々にもつながる人と人との壁、隔たりという感覚を持っているようです。確かに、この作品に頻回に登場し、何かにつけ話題とされるのが、壁。それは、敵と抗するためでありながらも、それを作ることに対して労働を生み、憎しみを生んでしまう、同時に忌むべき存在。リアは、戦争、政争の果て王を追放され、墓場掘りの息子と出会う。そこでリアは外から壁を見つめ、壁をめぐる悲劇を目の当たりにすることに。リアは、壁の内と外をみることで、壁によって守られていたものと、脅威として避けられ、徹底的に排除されてきたものとを認識し、自らの贖罪を見つめる。最終的に、リアは自らの手によって壁を壊そうとする。それは、ベルリンの壁をも想像させてしまうけれど、今我々にとって身近なのは、むしろ、人と人との関わりや自らの内に存在する壁なのではないか、考えさせられました。
最後に歌があったのですが、緒川たまきさんも歌うんですね。びっくりしました。
ようやくですね [時事ネタ acutualite']
ようやく787が初飛行。
380の時もなんだかんだで時間がかかりましたが、787はどうなるんでしょうか。
個人的には、来年導入されるかもしれない、エールフランス A380に乗りたいです。ついでに、羽田で。
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