レ・ミゼラブル松本公演 [エッセー essai]
当初、行く予定ではなかったのですが、1週間前に電話で聞いてみたら、一枚あるとのこと。それも、一階のセンター。帝劇ミュージカルの場合、最後に花投げがあるでしょ。その恩恵に預かるには、前席がいい。今回はそこまで近くなく、だったのですが、一階席でよかった。
とにかく、レミゼ。群衆劇なため、どこに注目してみるか、がポイント。
今回は、エポニーヌとコゼットを。
エポニーヌ役は、坂本真綾さん、コゼット役は、神田沙也加さん。特に、コゼットに注目でした。
結果は、よかった、納得、最後は自然と涙が。
地方公演用セットも、別段劣るわけでもなく、緊迫感が伝わってきました。
最後は、スタンディングオベーションがなりやまず。
帝劇で観るより、ゆっくり観れたのがよかったかな。満足度プラスです。
帝劇狭いな~、って気のせいですか?
また観たくなるのが、レミゼ。今度は、帝劇で、かな。
プリンシプルのない日本 [エッセー essai]
少し前、白州次郎が話題になっていた。けれど、接する機会を逸してしまっていました。なぜだろう。まあ、そんなことはよくあることかもしれないけれど、ようやく、最近になって、白州次郎のエッセイをまとめた「プリンシプルのない日本」(新潮文庫)を読むことができました。
8月15日を前にしてこの本を読むことの意義は非常に高いんだ、と思います。決して8月15日という日を前に必ず読むべきというわけではないけれど、この本の内容はまさに、農民・白州次郎の眼を通した、戦後日本、殊に政治・行政を鋭く批評しています。
そして、その批評は、吉田茂政治を中心に書かれていますが、その批評内容は、今に通じるんです。特に、行政・公務員の有様なんかは、今よく報道されていることと変わらないのです。
つまり、60年近く前の政治・行政の状態を今でも引きずっている、変化がない、とも言えるのではないでしょうか。いえ、戦前から変わらないんじゃないのかな、とそう思わされます。ということは、今、政治・行政改革を行おうと大なたを振るっても、そう簡単にはいかないんだ、と妙に納得してしまう(実際、改革、改革、といっても、目に見えて現れない、むしろ、悪くなっている、ということもある。難しさはそこにあるんだと思います)。その他、憲法改正論議にも一言二言。なぜ、憲法改正論議が今あるのかを理解するのにも役立つでしょう。
この「プリンシプルのない日本」を読むは、白州の人物交流の広さから、当時の政治・行政・経済の様子を白州のディスクールから知られてくれる。とかく分かりづらい戦後混乱の政治の様子を、白州のディスクールにより、平明に明らかにしてくれる、とても面白い本です。
最近、やるせないこと [エッセー essai]
それは、中国四川省大地震での犠牲者数。
毎朝、毎夜、数字が違う。朝と晩で、1万人の差があったときもある。
それほど、ひどい状態なのだろう、思う。
それ以上ができないこと、それがやるせない。
気になる、ドラマ 2 鹿男あをによし [エッセー essai]
火曜の10時のフジテレビ系列のドラマ「明日の、喜多善男」も気になる、と書いたのですが、木曜10時のドラマ、「鹿男あをによし」も気になるのです。(どちらも視聴率的にはそんなにいい数字ではないが)
鹿、男、あをによし
だいたい、これで気になるんです。
あをによし奈良の、、、の奈良を舞台にした、内容的にも、何か不思議なドラマです。
原作は、万城目学の同名小説。
気になるので、買って読んでいます。やっぱり、何か不思議なストーリー。
今回のドラマは、はっきりしたものと何かわからないけれど、不可思議なドラマに明確に分かれているように思うのですが、この鹿男あをによしも不可思議ドラマのうちに入ります、ハイ。
奈良を舞台にする、これは考えてもみませんでした。
そして、鹿です。
鹿がしゃべります(山寺宏一)。
そして、玉木宏。
オープニングナレーターが、なんと!、中井貴一。
で、”さんかく”は何なんでしょう。
歴史を感じさせる、奈良を舞台にした、気になりすぎる、ドラマ。
第2章突入ということで、ますます、楽しみ、です。
たまには、奈良に行ってみようかな~。
P.S.
もっと気になるのが、プロデューサーが、大物なことです。何か、あります。きっと。絶対。
TVサイト
鹿男あをによし
気になる、ドラマ [エッセー essai]
気になるドラマ。
明日
の、喜多善男
静かに流れるJAZZ。
そして、芝居を観ているような、そんな感覚。
それぞれが何か悩みを抱えて生きている。
それぞれが病んでいる。
でも、生きている。
11
この物語のキーワードである。
これからどんな物語が展開されるのだろうか。
「薔
薇のない花屋」も気になるけれど、何か、明日の、喜多善男 のほうが気に
なってしまう。火曜の22時のドラマです。
新しい,ウルルンって,,,, [エッセー essai]
15日からウルルン滞在記がリニューアルして,「ウルルン滞在記“ルネッサンス”」になっった。ウルルン滞在記が始まって以来,だいたいは観ている身としては,少々不安なのでした。テーマ音楽が変わる。司会者が増える?今までとは違った角度から・・・などなど。
TV番組というのは,特にテーマ音楽,始まりの音楽っていうのが,決め手だったりするわけです。ウルルンに関しても同様で,「あの音楽」が流れてきたら,「ウルルン」の時間,なのです。
それが,15日のウルルンでは,,,中島みゆきの声が流れてきた・・・そして,「○○に出会った〜」の下条アトムから松尾スズキに,,,違うよね。雰囲気が,,,リニューアルだから仕方ない?というか,長年親しんできた,ウルルン独特の雰囲気が壊れてしまったような気がしてなりませんでした。
内容も,石坂浩二をはじめパネラーがクイズに答えるという形式から,みんなで答えるという形に変わってしまいました。
確かに,長い番組を維持するというのは,大変だとは思います。何回かは,「大手術」を行わなくてはならない時があるかもしれません。でも,ウルルンは,「あのテーマ音楽」と「下条アトム」なのです。保守的?とも思われてしまうかもしれません。しかし,日曜の10時,「あのテーマ音楽」と「下条アトムのナレーション」で「誰々が出会った〜」というのが,一種の癒しみたいになっていたのを思うと,15日の“ルネッサンス”の放送は,寂しい気がしました。違う番組になってしまったようで。。。視聴率が下がり気味で,というのもわかりますが,やっぱり,以前のスタイルのほうが「癒されて」いました。あの「癒される」というか,雰囲気がよかったのだろうと思います。今度の“ルネッサンス”は,少し出演者がうるさい,そんな気がします。
15日の放送も決して悪くなかったわけではありません。現実の厳しさをある意味「生々しく」教えてくれたのは良かったと思います。これから,日曜の10時には観続けるかどうかは不安です。今後,どのようになっていくのかはわかりません。自分がこのスタイルに慣れていくのかもしれません。今後に期待したいのですが,,,
- アーティスト: オムニバス, 手使海ユトロ, 大江千里, 財津和夫, 徳永英明, 高橋洋子, BARGAINS
- 出版社/メーカー: ユニバーサルインターナショナル
- 発売日: 2005/03/30
- メディア: CD
アニメののだめ [エッセー essai]
アニメ版の「のだめ」もなかなか人気のようですね。アニメだから,コミックの絵を踏襲しやすい,つまり,イメージがそのままというのがうれしい。あとは,個々人がコミックや先発のドラマ版から持っていた声のイメージが合うかどうか,それは,人それぞれだとは思います。個人的には,いいと思っています,アニメの「のだめ」。最後のクリスタル・ケイの曲もなかなかいいし(ベートーヴェン交響曲第7番をアレンジしたものですね),いい具合に絵の中に入っていると思います。まあ,先発のドラマもあるし,のだめコンサートもかなり人気のようですし,久しぶりのクラシックブーム??
まあ,そんなわけで,3話ほど観てしまっています。12月までやっていた「働きマン」の絵とコマが少しぎこちなくてすぐに観るのをやめてしまったのですが,いろいろな期待があったせいか,完成度が高い?のでは?こののだめは。
で,観てて飽きないんですね。コミックもドラマもやっているから内容的に十分に把握しているつもりなのだけれど,飽きない。それは,コミックを読んでもそれが言えていて,何度読んでも飽きないデスね。それが,のだめカンタービレの人気の秘密かもって思っています。ハイ。
もちろん,コミック版とは違っている部分があったりするから,これからの展開も楽しみデス。
ということで,クリスタル・ケイの曲。アレンジがいいですね。
もう17巻デスね。
大手楽器ショップの前の楽譜ランキングは,最近,のだめ関連が多いデス。
ピアノソロ/連弾 中上級 のだめカンタービレで弾きたいクラシック
- 作者:
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックメディア
- 発売日: 2006/11/21
- メディア: 楽譜
役者魂! [エッセー essai]
そろそろ今クールのドラマも佳境に入ってきて,早いものでは終わってしまっています。そんななかでも,前にも書いた「のだめカンタービレ」はやっぱり注目株だし,視聴率っっていう尺度ではかなりがんばっていて,「のだめフェスティバル」なんてのも行われるようで,原作といつも比べてしまうのだめですが,コンパクトに,そして,うまくまとめたなぁなんて思いながら観てます。
でも,火曜の夜9時の「役者魂!」のほうが最近は,気になってみています。これもコメディですが,「のだめ」とは対照的なコメディ。むしろ,舞台を観ている感じですか・・・,そんな感じがします。
無頼のシェイクスピア俳優である,本能寺泰海造(藤田まこと)のマネージャーひょんなことなことからなってしまった烏山瞳美(松たか子)。3人の娘がいるのに,実は,隠し子がいた・・・なんて,テレビドラマというより芝居っぽい設定。
このドラマの主題は:皆役を演じている,これが,このドラマのコンセプトの一つ(だろうと思います)。途中,途中で入る,「○○の場合,とカチンコで,その人の(想像ではあるけれど)の過去を振り返り,今を見る」というところが意外と気に入っています。人には,それぞれの人生がある,人はそれぞれいろいろな役割を演じながら生きている,人は皆,役者である・・・。ドラマを見ているとなぜか惹きつけられていく。単なるコメディじゃなく,なぜか見ている人も惹きつけてしまう。そんなドラマ。さすが君塚良一!さすが,藤田まこと!さすが松たか子! これからどうなっていくのでしょう?本能寺最後の舞台,「リア王」のように,最後には,・・・なことになるのかなぁ
主題歌です。この特典?DVDは,「みんなひとり」のMusicDVDです。歌詞は,竹内まりや,いい歌詞です。元気が出てきます。
みんなひとり(初回生産限定盤)(紙ジャケット仕様)(DVD付)
- アーティスト: 松たか子, 竹内まりや, 村山晋一郎, 佐橋佳幸
- 出版社/メーカー: BMG JAPAN
- 発売日: 2006/11/29
- メディア: CD