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フィレンツェ その2 ウフィツィ美術館に・・・ない! [旅行 voyage]

フィレンツェ2日目。街の雰囲気もいいじゃん、とか思って歩いていたら、ガイドブックにはバスで10分となっているミケランジェロ広場まで歩いてきてしまいました。石畳の街なので、日本の道のように完全舗装されていなくて、それもフィレンツェの魅力なんだなぁ、とは思いますが、やっぱり少し歩きづらかったのは確か。それでも、ぶらりと高台まであるいてきたのは、街の雰囲気のおかげかな。ミケランジェロ広場から眺めるフィレンツェの街は、、、、これが、フィレンツェだ、これだよ、これ。ドゥオモを視界に捉えた時も感動ものでしたが、フィレンツェ市内を一望するこの広場もいいですね。やっぱりフィレンツェにきたら、このミケランジェロ広場に行かないと。

(ただね、朝から半日観光ツアーみたいなのをやっていて、特に日本人のがね。。。多い。しかたないか・・・)
まあ、そんなで午前が過ぎてしまうのもなんなので、また降りてきて、フィレンツェといえば、ウフィツィ美術館、アカデミア美術館、、、美術館の街です。両方行くということも考えましたが、そんなに時間ないしなぁ、ということで、近いほうのウフィツィ美術館に行くことにしました。よく予約しておかないと、ということがかかれていて、
そうしようとは思いましたが、そんなことはなくて、当日の予約(入場時間指定)さえできれば、ちゃんと入れます!午前の11時くらいにカウンターで買って、入場時間は、13時半くらいになっていていまして、、、暇つぶしをしながら、また、13時近くになってから入場(並びました。セキュリティチェックが空港より厳しい?)。
ウフィツィ美術館はレオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」やボッティチェリの「春」「ヴィーナス誕生」などがあることで知られていますが、、、、
肝心の「受胎告知」がない・・・・。通常作品名が書かれているところをみると、“Tokyo National Museumに貸し出し中”と書かれているではありませんか、、、、悲しい・・・ここまで来て、東京とは、、、、
また、ウフィツィ美術館の展示絵画は修復中というのが多かったですね。有名なのは、コピー(模写)がおいてあったりしますが、それも結構つらいものがあります。それでも、あのボッティチェリの代表作2作を見れたのはよかったですね。やはり、実物です。実物を見ると、教科書とか美術書なんかとは違った印象を受けます。それは、美術・芸術に限らないことですが、体験するというか、体感するというか、ボッティチェリの2つの絵画のカンバスサイズなんかも、なるほど描きやすそうなサイズだし、きめ細やかなタッチですよ。近くでじっくりとみることができるのは実際の場所に行った特典のようなものですね。
(そういえば、レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」もウフィツィにあれば、じーくりみることができるようになっていたようですね。東京だとセキュリティが厳しいそうで・・・見に行こうか迷う、このごろ)

それでも3時間はいた、ウフィツィ美術館。展示物が多くて、そのほとんどがキリスト教関係ですが、それでも、編年的にみることができます。イコンの時代から「受胎告知」のように、イタリア絵画の時代、主題が民衆の中で描かれてるようになる、、、など。

そんなこんなで、気温も結構高くて、18度くらいはあったらしい(日本と比べるとすっきりした感じですが)のも手伝ってか、街の至るところにある、ジェラードの店。やっぱり食べておかないと、、、というか、糖分を欲していました。そのとき。ジェラード、本場もんのジェラード。どこの店がいいとかはよくわかりませんが、とりあえず、歩いていた通りにあったジェラード屋さんで小さいカップのを食べました。回復!

その日、イタリアのテレビニュース観ていたら、トップではないけれど、3、4番目のニュースで「本日、ウフィツィ美術館に所蔵されているレオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」が、アリタリア航空で、東京に向かいました」(イタリア語がよくわからないので、感で、そんな感じに言っていた)なんて報道が。ご丁寧にも、世界地図でイタリアから飛行機が飛んでいって東京につく映像も。。。悲しい、というか、複雑でした。

BRUTUS4/15の表紙に、、、、その「受胎告知」が、、、、中扉に、「受胎告知」が載っています。複雑です。が、買ってしまいました。これだったのか。フィレンツェの楽しみを一つ取っていったのは、、、、なんて。

実物を見たければ,j東京国立博物館「レオナルド・ダ・ヴィンチ 天才の実像」に行きましょう。

BRUTUS (ブルータス) 2007年 4/15号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2007年 4/15号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2007/04/02
  • メディア: 雑誌


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