SSブログ

ピカソ展 (サントリー美術館編) [アート art]

サントリー美術館と国立新美術館で開催中の「ピカソ展」に行ってきました。2館行く時間がなかったので、20時までやっている、サントリー美術館に行くことにしました。

国立の展示内容はじっくりみていないけれど、結果的に、サントリー美術館でよかったかもしれない。

そういえば、パリに行くと、たいてい、ピカソ美術館の前までは行く。前までは、というのは、行くときに限って、閉まっている、から。
閉まっている、という状態は、いくつかあって、単に閉館していた、というのと、ストライキが近くであって、影響が及ぶから、という理由の閉館(CPEの時、学生ストが収まってから行っても、閉館していた。これって、ただ休みたいだけなんじゃないかな、と思ったり・・・)。

さてさて、サントリー美術館に着いたのが、18時40分ころ。

さすがに、人もまばらですよね。昼に行ったら大変だったと思いますが、スル〜と入れました。でも、20時までですから。そのあたりは少し急かされたり。

館内でも、ゆっくり観ることができました。やっぱり、こういういろいろと宣伝している展覧会に観に行くためには、それなりの時間に行かないと、ゆ〜っくり観ることができないなぁ、と思いますね、(次の日行った、フェルメール展で実感)

内容的には、ピカソ全般を網羅して、ていうところでしょう。彼は、大変正直に作品を創っていることがわかる、そんな展示内容です。

彼の初期は、肖像画なんかの筆致は、精緻・緻密。この精緻さ、緻密さが後のピカソの作品へと展開していくんだ、と理解することができますね。デフォルメされた対象が有名ですが、スケッチ、エッチングなんかは非常に精緻なことからも、彼の視線、そして、その先にあるカンバスに創造される(創造された)ものは、否が応でも私たちと対話を申し込んでいます。

それが、見た目、よくわからないもの、のように見えても、ピカソの作品のタイトルと作品にちりばめられたヒントによって、作品に潜む主体を私たちは想像させられる。

すでに、この時点で、私たちはピカソの意図の中、頭の周縁にいる。


わけがわからないからこそ、そこに何かがある。現代美術の旗手としてあまりに有名なピカソの創造したモノを、私たちは体感する。


パリのピカソ美術館が閉館中に貸し出された今回の大ピカソ展、ピカソと対話する価値はある。

ピカソ展 総合

サントリー美術館・ピカソ展


Pen (ペン) 2008年 10/15号 [雑誌]

Pen (ペン) 2008年 10/15号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
  • 発売日: 2008/10/01
  • メディア: 雑誌



脳は美をいかに感じるか―ピカソやモネが見た世界

脳は美をいかに感じるか―ピカソやモネが見た世界

  • 作者: セミール ゼキ
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
  • 発売日: 2002/02
  • メディア: 単行本



ユリイカ 2008年11月号 特集=パブロ・ピカソ

ユリイカ 2008年11月号 特集=パブロ・ピカソ

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 青土社
  • 発売日: 2008/10/27
  • メディア: ムック



nice!(1)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 1

コメント 1

グリー

最近グリーがきっかけで異性と出会ったりすることが増えています。当サイトはグリーで出会いのきっかけを作るコツを紹介しています。グリーで可愛い女の子と出会いましょう!
by グリー (2011-11-17 14:12) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

ブログを作る(無料) powered by SSブログ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。